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四方山紀行

「PIES」03.1950 SUMMON ARTICLES FOR PRTECTING PONS SUPPOSED TO BE ALIVED IN POLAND - ポーランド固有の犬種の生態調査とその保護の 呼びかけ記事

Dr.ダヌータが突き動かされた、そのきっかけは?
愛国精神か、はたまたただのノスタルジアか。


TUSKA & HER PUPPIES

<『PONは残念ながら第二次世界大戦中に絶滅したと思われる2つ目のポーランド固有種です。犬舎として唯一機能していたミス・ローザ・ゾルトワスカのケンネルがドイツに没収され、PONは戦闘に利用されたからです。ノルウェーにおいてはそのたぐいまれな頭の良さで、犬には必要とは思われないドイツのアイロンクロス勲章まで授与されたPONまでいました。
多分、混交配用として使うために数頭はポーランドに残されているはずです。ポーリッシュケンネルクラブはローランドシープドッグが生存しているであろう場所の報告を求めます。この有益な犬の保護を拡大し、それらの適切な場所において、復原することに援助は惜しみません。
この犬は手間がかかることなく、とても友好的で低地帯の気候にもよく適応し、牧羊能力にも長けています。平均で体高は45センチとタトラ犬よりも小ぶりで、体中が長くぼさぼさの毛で覆われています。毛の色はほとんどが白ですが、たまにグレイや濃いグレーがあります。』

ポーランドケンネルクラブ1950年3月発行の冊子、*「PIES」に載せられた、ポーランド固有の犬種の生態調査とその保護の呼びかけ記事です。

これを目にしたポーランド人獣医師ダヌータ・ハラニヤヴィッチ女史がこの犬種に興味を持ち、その結果、PONの絶滅に歯止めがかかったのです。




*「PIES」
ポーランドケンネルクラブ発行の冊子。
数十年間の歴史があり、国犬であるPONの記事は現在までに何度となく取り上げられ、特集となっている。

  2013/09/08   minokichi-jp
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